ba3ji3の植物園46
バーバスカム・チャイキシーは、南ヨーロッパから中央ヨーロッパが原産のゴマノハグサ科モウズイカ属の大型宿根草です。長い花茎に小さな花を穂状にたくさん咲かせ、ガーデニングの背景やボーダー花壇に好まれます。お手入れが簡単で、さまざまな環境に適応し、肥沃でない土壌でも成長できると考えられています。バーバスカムは、日本各地に野生化しているビロードモウズイカの仲間で、地中海沿岸地方から中央アジアに300種ほどがあり、大型のものから小型のもの、多年草や二年草などさまざまです。このうち、中型で大輪のバーバスカム・フォエニセウムをはじめ、数種のものが主に栽培され、園芸品種も育成されています。ボリューム感のある雄大な花穂が魅力で、1つの長い穂の中にさらに小さな花穂のあるものが多いので、穂全体に散らばるように次々と咲き続けます。1花の寿命は短く、すぐに散りますが、花数が多いので長い期間観賞できます。また、シルバー・ムレインなど、銀白色の葉が美しいものも多く、厚みのあるフェルトのような質感で、特に春に新しい茎が立ち上がる前のロゼット状態の様子は、大きなバラの花のようで、花壇の中でも目立つ存在となります。
ビカクシダ・ネザーランドは、鹿の角やコウモリの羽に似た葉を持つウラボシ科のシダ植物(ビカクシダ)の品種です。数あるビカクシダの中でも特に耐寒性と耐暑性があり、価格も手頃で枯れにくいため、初心者向けの入門種として広く人気を集めています。ネザーランドは、耐寒性や耐陰性に優れた強健なビカクシダです。さらに、胞子葉の横幅が広く、上向きに立ち上がりやすい特徴を持っています。ビカクシダは株元に張り付くように広がる「貯水葉」、鹿の角のように前に伸びる「胞子葉」から成り立っています。貯水葉は水分や養分を蓄える性質、胞子葉はシダ植物としての胞子を作る性質です。鹿の角のように伸びる葉の姿がビカクシダの名前の由来ですが、広がる葉がコウモリの羽にも似ているから「コウモリラン」とも呼ばれています。ビカクシダ・ネザーランドはビカクシダの中でも育てやすい品種なので、観葉植物を初めて育てる方にもおすすめの植物です。花言葉は「信頼」「助け合う」「魔法」です。裸子植物であるビカクシダ・ネザーランドには花は咲きませんが、特徴的な生育環境や姿から花言葉が付けられています。
アロエ・不夜城(フヤジョウ)は、南アフリカ原産のユリ科(ツルボラン科)アロエ属の多肉植物です。観賞用として人気があり、肉厚の緑色の葉がロゼット状(バラの葉のように放射状)に重なって育ちます。葉のフチにはトゲ(鋸歯)がありますが、比較的育てやすいため初心者にも向いています。不夜城は、南アフリカ原産の多肉植物で、非常に育てやすく、初心者でも手軽に育てることができます。特徴的な鋸歯のある肉厚の葉を持ち、その葉はロゼット状に広がります。葉の色は緑色で、時折赤みを帯びることもあります。耐暑性に優れており、夏の暑さにも強いです。比較的コンパクトなサイズで、室内でも育てやすく、インテリアとしても人気があります。花は橙色で、初夏から夏にかけて咲くことが多いです。乾燥にも強く、水やりの頻度は少なくて済むため、忙しい方や植物の世話が苦手な方にも適しています。また、日陰でも育つため、場所を選ばずに楽しむことができます。
カルーナは、ヨーロッパやシベリアなどに分布するツツジ科の常緑低木です。エリカの仲間で「ヒース」とも呼ばれ、秋から冬のガーデニングや寄せ植えの定番として人気があります。カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースとも呼ばれる1属1種の常緑低木です。クッション状にこんもりと密生して茂り、葉は鱗片状で、その間から花を咲かせ、枝全体が1つの花穂のように見えます。エリカは花弁(花冠)が大きく目立ちますが、カルーナは花弁が小さく、その代わり萼が大きく色づいて花弁のように見えるのが特徴で、この点がエリカ属との大きな違いとなっています。コニファーのような形状なので、寄せ植えの材料としても使いやすく、寒冷地ではグラウンドカバーとしても利用できます。1000以上の園芸品種があるといわれ、花色や開花期の違い、木姿などのバラエティだけでなく、葉色も豊富で、特に冬期は赤や黄色に美しく色づくものが多くあります。
カノコユリは、四国や九州などの限られた地域に自生するユリ科の球根植物です。花弁に赤い斑点があり、それが鹿の背中や絞り染めの模様に似ていることが名前の由来です。美しさから「ユリの王様」とも呼ばれ、多くの園芸品種の親になっています。カノコユリとは、日本の四国や九州、台湾、中国の一部に分布するユリ科の球根植物です。海岸近くの崖のような斜面を好み自生します。日本では、自生地が限られており、絶滅危惧種に指定されている品種です。カノコユリは、草丈50~150cm、光沢のあるグリーン葉と鮮やかなピンク色の花が印象的な美しいユリです。カノコユリの花色は淡いピンクから濃いピンク色で、まれに白花もあります。下を向くように咲く花の花びらは反り返り、花びらの内側には濃い赤や褐色の斑点があるのが特徴です。カノコユリという名前は、花びらの斑点が鹿の子絞りを連想させることに由来します。シーボルトによってヨーロッパで紹介された際には、花の美しさが大変な評価を得たそうです。種小名の
美しいという意味のラテン語に由来します。カノコユリは、他の日本原産のユリと同じく、多くの園芸品種の親となっているユリです。
ヘリオプシス・アサヒ(旭)は、鮮やかな黄色い完全八重咲きの小さな花をたくさん咲かせる、キク科ヘリオプシス属(キクイモモドキ属)の宿根草(多年草)で、別名「ヒメヒマワリ(姫ヒマワリ)」とも呼ばれる品種です。ヘリオプシスは、キク科の宿根草で「ヒメヒマワリ」の仲間です。ヒマワリを一回り小さくしたような花を多数咲かせます。夏の暑さにも負けずに力強く咲き続ける丈夫な宿根草で、花壇や切り花として広く利用されています。「ヘリオプシス アサヒ」は八重咲き品種で夏から晩秋にかけて長い間花を咲かせてくれる夏秋のシンボルフラワーとなります。とても強健で育てやすく切り花にも適した品種です。ヘリオプシスは姫ひまわり(ヒメヒマワリ)の名前で親しまれている宿根性のひまわりです。花期も長く、夏の暑さにも強いため初心者におすすめです!花が似たヘリアンサス属(ヒマワリ属)との違いは、花弁が開花後も散らずに長く残ることで、特に八重咲きの品種では、1花が1か月近く観賞できるほどです。
アドニスピンクとは、花持ちが非常に良いことで知られるハイビスカスの「NEWロングライフシリーズ」の品種(ピンク色の花をつけるもの)です。通常のハイビスカスは1日でしぼんでしまいますが、アドニスピンクは2〜3日間咲き続けます。花付きがとても良く、コンパクトな株からたくさんの花を咲かせます。フリル状の花弁が重なる豪華な「アドニスダブルピンク」という八重咲きタイプも人気です。アドニスピンクは従来のハイビスカスに比べ、非常に花持ちの良いコンパクトタイプのハイビスカスです。花芽が一度にたくさんたまるので次々に花が楽しめます。ヨーロッパで人気な品種です。花保ち抜群の品種で、従来は1日花(朝開花して夕方しぼむ)のハイビスカスですが、この品種は2~3日間開花したまま1つの花が長く楽しめます。また、従来の品種に比べて耐陰性が優れ、樹形もコンパクトなので、室内の。窓辺などの明るい場所で楽しめます。長い期間にわたって次々と大きく華やかに咲く花が、南国気分を盛り上げてくれます。
フイリアベリア(斑入りアベリア)とは、葉に白やクリーム色の「斑(ふ)」が入るアベリアの園芸品種の総称です。緑の葉に白やクリーム色の縁取り(斑)が入るため、花が咲いていない時期でも明るい彩りを楽しめます。品種によっては、新芽や冬の時期に斑の部分が紅色やピンク色に染まるものもあります。基本的なアベリアと同様に非常に丈夫で、暑さや寒さ、病害虫に強く、初心者でも育てやすい低木です。葉に白色からクリーム色の覆輪が入る人気品種です。新芽や冬は斑が紅色を帯びます。美しい斑入りの葉が魅力ですが、葉焼けに強く、1年を通して観賞価値が高いです。アベリアの中でも、樹形が開帳性で横に伸び、樹形が低いです。初夏から秋の長い間、白色の小さな花を咲かせ続けます。葉は常緑ですが、冬の寒さで一部が落葉する事があります。春には新芽が萌芽しますので、御心配には及びません。風通しの良い日向を好みますが、或る程度の半日陰でも生育します。病害虫に強く、萌芽力が強くて刈り込みにもよく耐えますので、管理し易いです。主な植栽用途は、低い生垣、鉢植え、庭木、花壇、花材、寄せ植え、グラウンドカバー等です。
フウチソウ(風知草)は、イネ科ウラハグサ属の多年草。1属1種の日本固有種です。学名の属名である ハコネクロアは、箱根産のイネ科植物という意味で、フウチソウ(風知草)が箱根周辺で多く確認されたことに由来しています。葉の付け根がねじれていて、葉の表裏が反転していることからハウラグサ(葉裏草)と名付けられました。なかでも斑入り種や葉色が美しいものが、フウチソウ(風知草)として流通しています。フウチソウ(風知草)の花が咲くのは夏、葉の間から細い茎を伸ばし、イネ科特有の穂のような花を咲かせます。色もグリーンで、花というには非常に地味なので、多くは見逃されてしまいます。フウチソウ(風知草)は、花を観賞するというより、風に揺れる軽やかな葉を楽しむ植物です。盆栽の素材としても人気があり、和風のイメージが強いフウチソウ(風知草)ですが、最近は葉の美しさが見直され、洋風のお庭でも植栽されるようになりました。フウチソウ(風知草)半日陰でもよく茂り、風にそよぐ涼やかな葉が美しい、お庭に一株は植えたいグラス類です。
ハナゴロモベニスイショウは、日本で育種された八重咲きペチュニアの園芸品種「花衣紅水晶」のことです。上品なピンク色の花弁に、美しい白い縁取り(白覆輪)が入る、キュートで珍しい色合いが魅力です。花弁の数が30枚以上と非常に多く、着物の衿の重ねを思わせる豪華な株姿になります。日本の統一的なお花のコンテストである「ジャパンフラワーセレクション)」で、「モーストジョイ特別賞」を受賞しています。花衣とは、「桜が着物に舞い落ちる様子」「着物の衿の重ね」「豪華な着物」を意味します。ちょうど桜の季節が終わる時期に花が咲き出し、三十枚以上もある八重咲きの花弁が着物の重ねを連想1せることからこの名前を付けました。日本人の琴線に触れるペチュニアを作りたいという思いから開発を始め、満足のいくものができるまで長い歳月をかけて育種を繰り返しました。日本の種苗会社だからこそ生まれた品種と言えます。(ジャパンフラワーセレクションとは、2006年4月からスタートした日本における統一的なお花の新品種のコンテストです。花き業界を代表する方々が、公正な視点で専門的に優秀な品種を選びます。「切花部門」「鉢物部門」「ガーデニング部門」から、季節ごとの審査会で入賞品種を選び、11月末には、「フラワー・オブ・ザ。’イヤー(最優秀賞)」はじめ各賞を決定します。)
シロスジノシランは、葉に白い縦縞(白条)が入る、、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草「ノシラン」の園芸品種です。ノシランは、本州中部~沖縄に分布するキジカクシ科の多年草で、暖地の海岸沿いにある林内に多いですが、やや湿った半日陰地を好むため、ヤブランやジャノヒゲと同様、和風庭園の下草として使われることも多いです。茎や葉が平たく、その様子が「熨斗」に似るとして「熨斗蘭」と名付けられました。「熨斗」とは、贈答品を包装する熨斗紙の上方にある飾りで、本来は乾燥させたアワビを紐状にして紙で包んだものです。ノシランの葉は長さ3~50センチ、幅4~15ミリの線形で表面は光沢のある濃緑色で、裏面は縦筋が目立ち、葉の先端は垂れ下がるように育ちます。耐寒性が多少乏しいものの、適地であれば常緑性で一年中、緑色の葉を保ち、質が厚いため潮風にも強いです。名前の似たシランに比べると葉幅は狭く、両者の違いは一目瞭然です。開花は夏で、細く伸びた花茎の先に、白い小花をまばらに咲かせます。花の直径は1~2センチで、花弁のような萼片はやや反り返って下向きに咲きます。繁殖は株分けによることが多いですが、ノシランの地下茎はヤブランやジャノヒゲのように横へ広がらず、下方へ伸びます。
タゲテス・ゴールドメタルは、鮮やかな黄色やオレンジ色の花を咲かせ、シトラスミントの爽やかな香りが特徴のキク科タゲテス属(レモンマリーゴールドの仲間)の半耐寒性多年草です。植物の国際ブランド「PW(プロンウィンナー)」などで取り扱われています。葉や茎に触れると、レモンのようなシトラスミントの爽やかな香りが広がり、虫を寄せ付けにくい効果もあります。春から冬まで(真夏や真冬の休眠期を除き)非常に長期間にわたって花を楽しめます。草丈は50〜80cm、株幅は約100cmと1株でこんもりと大きく見応えのあるサイズに育ちます。耐暑性が高く、最低温度は約マイナス3度まで耐えられます。タゲテス
ゴールドメダルは、花が少なくなる時期に、お庭を元気な色で彩ってくれる開花期がとても長いお花です。夏や真冬は花が休む場合がありますが、ほぼ年中お花を楽しむことができます。一般的なタゲテスは、秋から早春にかけて花が咲きますが、タゲテス
ゴールドメダルは暑さにも寒さにも強く、繰り返し咲きながら、夏と真冬を除きほぼ一年中花を楽しめるお花です。
ハゲイトウは、秋花壇を彩る葉の強烈な色合いが魅力の一年草です。葉色は秋の深まりとともにいちだんと色が冴えてきます。変化に富んだ動きの感じられるダイナミックな草姿がひときわ目立ち、秋の風景を演出するには好適な材料です。名前は「葉が美しいケイトウ」の意味です。花は葉のつけ根に固まって咲き、葉に隠れてほとんど目につきません。花を観賞するケイトウ属とは属が異なります。ハゲイトウにはいくつかの品種があり、大別すると、葉が緋赤や黄の単色のものと、赤、橙色、黄の複色になるタイプがあります。赤系は芽生えのときから葉が赤紫色で、8月ごろから新葉が赤く色づきます。黄色や複色のタイプは、最初のうちは緑葉で、中間もあります。「パレード混合」「クオドリーカラー混合」など、葉色が異なる品種が混合されたタネが多く流通しています。変種のヤナギバケイトウは、細長い葉でだいぶ印象が異なります。ハゲイトウの変種にヒユ(別名ヒユナ)があり、古くから食用に栽培されています。
サザンウッドとは、レモンとアブサン(ニガヨモギ)に似た爽やかな強い香りを持つ、キク科ヨモギ属(アルテミシア属)の落葉・常温の多年草(宿根草)ハーブです。別名「セイヨウカワラニンジン」や「カヨラズ(蚊不寄)」とも呼ばれます。葉や茎に強い香りがあり、オーストラリアやアメリカなどでは「蚊やハエが嫌う植物(蚊よけ)」として窓際に置かれたり利用されています。青みがかった美しいシルバーリーフ(細葉)を肌にこすりつけたり、乾燥させてポプリや防虫サシェ(香り袋)、リースなどに使われます。草丈は80〜120cmほどに育ち、夏から秋にかけて小さな黄色い花を咲かせます。虫除けのハーブとして有名なワームウッドのひとつで、蚊に効果がある商品として販売されています。茎や葉にアブサンとレモンの香りがあり、青灰色の細葉が涼し気なハーブです。利用方法として、葉をこすりつける、すりつぶした汁を塗る、等とありますので、カレンソウ同様、ただ植えているだけではあまり効果がなく、葉の香りを出したものを携帯したりして蚊除けとして利用します。また乾燥した葉をポプリにしたり、防虫サシェなどに使われています。
ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)は、ルコウソウとマルバルコウソウを交配させて作られた、鮮やかな赤い星形の花を咲かせるつる性の一年草です。別名で「モミジバルコウソウ(紅葉葉縷紅草)」とも呼ばれます。葉の形:が、親である細い糸状の「ルコウソウ」と、切れ込みのないハート形の「マルバルコウソウ」の中間で、モミジのように深く裂けた形をしています。夏から秋(7月〜10月頃)にかけて、直径2cmほどの鮮やかな赤い星形(5角形)の花を多数咲かせます。
生育が旺盛でつるが3mほどに伸びるため、フェンスやトレリス、緑のカーテンなどに利用されます。種子に有毒な樹脂配糖体が含まれているため、誤って食べると下痢や腹痛を引き起こします。ハゴロモルコウソウは、ルコウソウと同じヒルガオ科サツマイモ属のつる性の一年草で、ルコウソウとマルバルコウソウの園芸交雑種と言われています。葉の形からモミジバルコウソウ、あるいは、英名のカーディナルクライマーと呼ばれることがあります。ルコウソウは、赤、白、桃色などの花色がありますが、本種は赤花だけです。ルコウソウと同じつる性ですので、ネットに這わせたり、トレリスに絡ませるなどして楽しみます。
キキョウの矮性(わいせい)とは、本来は背が高くなるキキョウを、園芸用に草丈が低くコンパクトに育つよう品種改良した性質(またはその品種)のことです。野生のキキョウや高性の品種は草丈が50cm〜1mほどに成長しますが、矮性キキョウは10cm〜30cm程度しか伸びません。草丈が低いため、ベランダの鉢植えや小さな花壇でも管理しやすいです。背が低く茎がしっかりしているため、風で倒れにくく支柱がほとんど不要です。コンパクトな株に対して大きめの花をつける品種(アストラシリーズやアポイギキョウなど)が多く、見栄えがします。通常のキキョウ同様に暑さや寒さに強く、初夏から秋(6月〜10月頃)まで長く花を楽しめます。矮性(わいせい)とは、植物の草丈や樹高が、同じ種類の通常の品種に比べて著しく低いまま育つ性質のことです。桔梗は美しい花を咲かせるため、庭や花壇で問題なく育てる事ができます。
スーパーベルは、世界20ヵ国以上で販売されている大人気のPWブランドのカリブラコアです。よく分枝し株の中心にも花がつきやすく、こんもりとまとまりのある草姿で、春から秋まで長く満開の状態を楽しめます。花壇や庭植えでも楽しめますが、その草姿から鉢植えやプランターで育てるのがおすすめです。高温多湿の日本の気候でも耐えられる、暑さや雨に強く改良された世界最先端の次世代カリブラコアです。2002年に発売開始後、次々と新品種が登場し、さまざまなカラーパターンに八重咲きなど魅力あふれるシリーズになりました。高密度にコンパクトに花が咲くように改良されたスーパーベル
ポケットシリーズ。その花数の多さに初めて育てる方はびっくりするかもしれません。コンパクトさと強健さを兼ね備えた次世代のカリブラコア 濃密花咲きのスーパーベル
ポケットシリーズです。リニューアル前は朱色に近い少しオレンジかかった発色をしていたのですが、2025年のリニューアルによって赤い原色のスーパーベル
ポケット レッドに生まれ変わりました。スーパーベル ダブルピンクリップルは、レースで縁取りしたようなダブルの花弁がかわいいカリブラコアです。スーパーベルの中でもとびっきりのレディライクなお花で、発売初年度からずっと人気の品種です。
ガガブタは、本州、四国及び九州に分布するミツガシワ科アサザ属の多年草で、日本に在来する水草の一つであり、水深の浅い池や沼の水面に葉を浮かべて育ちます。夏に咲く白い花は繊細な作りで美しいですが、生育環境の悪化により絶滅が危惧されています。ガガブタという朴訥な名は漢字のとおり「鏡のフタ」を意味します。鏡のように煌めく水面にフタをするように葉が浮かぶこと、あるいは本種の葉を手鏡のフタに見立てたことによるものです。別名はオトコジュンサイ、イカリモなどがあります。花は直径2センチ前後で、花冠(花弁)は深く五つに裂け、中央部は黄色に染まり、長い毛があります。カラスウリほどではありませんが、花弁の縁が細かな糸状に裂けるのが特徴です。花の後には楕円形の乾いた実ができます。葉はハート形あるいは円形に近い卵形で基部は深く裂けています。直径は7~20センチほどで、細長い茎から1~3枚の葉が互い違いに生じます。夏から秋にかけて葉柄の基部に「殖芽(しょくが)」と呼ばれる新芽を付けて越冬するのも本種の特徴です。
ベンケイソウは漢字で書くと「弁慶草」となります。これはベンケイソウの植物としての強さを武蔵坊弁慶に例えたことから由来します。武蔵坊弁慶は平安時代の僧兵。武蔵坊弁慶は源義経を守るために、敵の前に立ちはだかりました。その際、雨のような敵の矢をたくさんに浴びて、立ったまま絶命したとされています。この様子は「弁慶の立ち往生」として今でも語り継がれているほどなのです。ベンケイソウは生命力がとても強く、炎天下のなか放置していても育つ特徴があります。耐暑性はもちろんのこと、耐寒性にも優れています。さらに多肉質であるため、葉に水分が豊富。水やりの頻度も少なくて良いのです。この生命力の強さを弁慶にたとえて、ベンケイソウという名前になりました。ベンケイソウの花期は、8月から11月です。ベンケイソウの花の色は豊富。色はピンク、赤、緑、白などがあります。小さな花が密集するようにして咲くのがベンケイソウの特徴と言えるでしょう。花は5枚花弁ですので、星形に花が見えてかわいいです。ベンケイソウは多肉質で水やりの頻度も高くはありません。強い植物であることからも、特別な手入れは不要で、元気に育ちます。どんな環境でも、文句を言わずに育つことからも花言葉が「静寂」、「静穏」、「穏やか」となったのかもしれません。
ウインターセイボリーは、地中海沿岸他地域などが原産のシソ科キダチハッカ属の多年草(低木)です。この属には30種ほどがあるようですが、よく栽培されているのは、ウインターセイボリーと呼ばれる本種とサマーセイボリーと呼ばれる一年草です。ハーブとしては、スパイスのような辛みと芳香がありますので、野菜や豆類をゆでる際に、臭み消しに使われたりするようです。ハッカやタイム、オレガノに似た爽やかさと、ピリッとしたペッパー(胡椒)のようなスパイシーな辛みがあります。ヨーロッパでは「豆のハーブと呼ばれ、豆料理の風味づけに重宝されてきました。セイボリーには一年草のサマーセイボリーと、多年草(宿根草・低木)のウインターセイボリーがあります。ウインターセイボリーのほうが茎が木質化しやすく、通年収穫が可能です。肉料理や魚料理、煮込み料理、卵料理、サラダ、そして特に豆料理の臭み消しや香りづけに使われます。フランスではソーセージなどにも利用されます。全草に芳香があり、ハーブティーや精油(エッセンシャルオイル)としても利用されます。近年は、末梢(手足)の皮膚温を保つ機能がある「ウインターセイボリーエキス」などの食品原料としても注目されています。
ヒメマサキは。日本の自生種ですが原種が出回ることはほぼなく、斑入りや葉色が美しい矮性の改良品種がよく出回ります。葉は細長くて小さく、様々な斑入りや葉色の品種があります。株はよく枝分かれしてブッシュ状に育ちます。
花や実は目立たず観賞対象とはしません。生垣によく用いられるマサキとは背丈や葉の大きさが全く異なり、寄せ植えの素材や観葉植物として扱われています。とても丈夫な低木で、それほど条件にうるさくありません。日当たりのよい場所から半日陰の場所に植えます。日陰にも耐えますが、やや徒長しやすいです。適湿を好みますが、乾燥にも湿潤にもよく耐えて育ちます。マサキに比べ病害虫の被害は格段に少ないです。洋風の庭に合います。寄せ植え用の素材や観葉植物、花壇のポイント、境裁、背の高めなグランドカバーなどに使えます。あまり縦横に広がらないので他の植物を邪魔することが少ないのが利点。緑の葉色が濃いため、派手ではなく草花をよく盛り立ててくれます。冬も常緑なので、寂しくなりがちな花壇の冬のアクセントにも適しています。
ラベンダー・メルローは、美しいクリーム色の斑入り葉と強い香りが特徴の、耐暑性に優れたラベンダーの園芸品種です。緑色の葉にクリーム色の美しい斑が入っており、花が咲いていない時期でもカラーリーフとして年間を通じて楽しめます。香りが非常に強いのも魅力です。通常のラベンダー(イングリッシュ系など)は高温多湿に弱いですが、メルローは比較的暑さや湿気に強いアラルディー種のハイブリッド品種です。初夏(5月〜7月頃)に紫色の美しい花を咲かせます。「メルロー」は、葉に深く切れ込みが入るラベンダーです。強健なガーデン用品種であるアラルディー種の斑入りタイプで、ふんわりとやわらかい草姿が魅力です。初夏に咲く優しい紫色の花は香りがとっても強く良い品種です。生育が早く数年育てるとこんもり茂ります。真夏の直射日光では葉焼けはしますが、ラベンダーの中では比較的、高温多湿に強く夏越しがしやすいです。また、イングリッシュラベンダーより耐寒性が劣りますので、冬は霜があたらないようにしてあげましょう。ラベンダーは心地よい香りが魅力のハーブです。木本性ですが宿根草として扱われることが多く、花壇の植え込みやコンテナ栽培などで楽しまれています。
トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)は、ニワトリのトサカに似た平たくて扇状の形をした花を咲かせる、ヒユ科ケイトウ属の一年草です。花の上部が帯状や扇状に大きく広がり、ベルベットのような独特の質感があります。赤、ピンク、オレンジ、黄色などの鮮やかな色合いが特徴です。7月〜11月頃(夏から秋にかけて長く楽しめます)。インドや熱帯アジアなどの熱帯地方で、暑さに強く夏の直射日光にも負けません。奈良時代に中国や朝鮮半島を経て日本に渡来しました。古くは「韓藍(からあい)」と呼ばれ、万葉集にも詠まれています。秋の花壇植物のひとつとして親しまれるケイトウ。腰より低い草丈の先端に、鮮やかな真紅や黄色、ピンクなどの、キャンドルの炎のような三角錐型の花序をつけるかわいらしい品種が植えられることがほとんどで、「ケイトウ」と聞いて思い浮かべる花はこれでしょう。オータムシーズンを彩る代表的な花のひとつにもなっています。花序の先端がニワトリの肉冠のように発達し、くねくねとうねった艶のある塊の花こそがケイトウです。昭和の時代、日が暮れた帰り道の暗い路地にオバケのように佇んでいたその花は、「トサカゲイトウ」と呼ばれます。
コノクリニウム・コエレスティムヌは、青紫色のふんわりとした小さな花を咲かせるキク科の多年草で、園芸ではユーパトリウム(コノクリニウム)の育て方やアオイロフジバカマなどの名前で親しまれています>代表的な種はコエレスティムヌ種で、一般的に「ユーパトリウム」というと、本種を指すことが多いです。花色は青紫や白、花茎を長く伸ばしてアザミを小さくしたような花をまとめて咲かせます。夏~秋の草花として利用されるアゲラタムに花や草姿が非常にそっくりです。原産地は北米からメキシコにかけて、河川や池沼周辺の草地のような湿り気のある場所に好んで自生します。冬に地上部は枯れますが、地下茎で冬を越して春に芽を出して生長・開花し、そのライフサイクルを毎年繰り返します。フジバカマと同じユーパトリウム属に入れられていましたが、現在は別属のコノクリニウム属に分類されています。しかし、昔の名残で、現在でも旧属名の「ユーパトリウム」で通っています。日本には最初、切り花用に栽培され普及しましたが、性質が強く夏の暑さに強くて花も涼しげで美しいところから苗や鉢植えの形でも出回るようになり、寄せ植えにも利用されます。
コバルトセージとは、夏の終わりから秋にかけて、鮮やかな群青色の花を咲かせるシソ科サルビア属(セージの仲間)の宿根草です学名はサルビア・レプタンス。サルビアの仲間にはブルー系の美しい花を咲かせる種類が多くあります。なかでもいちばん美しい青花ではないかと思うのが、コバルトセージです。コバルトブルーというのは、酸化コバルトと酸化アルミニウムを主成分とする青色顔料で、絵の具や陶磁器の着色料に利用されます。デンマークの陶磁器ブランド「ロイヤルコペンハーゲン」の白地に映える美しい青もコバルトブルーの1種、と聞けばその色が連想できると思います。コバルトセージの花色は自然が生み出した群青色です。近くで愛でていると吸い込まれそうなほど深みがある花色だと感じます。サルビアには花形に違いがありますが、コバルトセージの花形は、ボッグセージやサルビア・アズレアに似た、花弁の幅か広いタイプで、花色がより目立つので、遠目に見ても美しい青花が咲いていることがわかります。夏の終わりから秋にかけて咲くので、この時期の観光ガーデンでは群生させた見応えのある景色が楽しめます。
ホットポップスは、紫色からオレンジ色などへカラーチェンジする小さな実を付ける、ナス科の観賞用トウガラシ(ゴシキトウガラシ)の品種名(またはシリーズ名)です。実が成長する過程で、紫色からオレンジ色などに美しく色変わりします観賞用トウガラシはトウガラシの仲間ですが、あくまでも観賞専門で食用にはできません。食用のトウガラシと同じくナス科の一年草で、別名五色トウガラシという名前でも呼ばれます。色は、赤、黄色、オレンジ、黒、紫などカラフルな色合いで、実の形も食用のトウガラシのような形の他、丸い実など様々です。実を鑑賞して楽しむ植物ですが、最近は葉にもこだわった観賞用トウガラシもあり、カラーリーフの素材としても注目が集まっています。観賞期間は6月~12月と長く、最近は葉もの素材としても鑑賞価値が高い品種も多く、花壇や寄せ植えなど、様々な用途で利用されています。
クサトベラ科クサトベラ属、品種名はスカエボラ、別名にファンフラワー、末広草(スエヒロソウ)があり、ガーデニングショップでよく表記されている「サンク・エール」は、サントリーフラワーズの流通名のようです。サンクはフランス語で5、エールは羽根、5枚の羽根を持つ花、またサンク=感謝(thank)とエール=声援(yell)の意味も持たせサンク・エールと名付けられたそうですが、世の中が不安な今の時期だからこそ、よりその名前から元気をもらえる気がします。ただ可憐な姿とは逆に、植物としてはとても強くたくましい性質をもっていて、5月上旬に植えれば夏の暑さも乗り越え10月まで次々と花を咲かせ、咲いた後は自然と落ち、切り戻しなども不要で手がかかりません。またその実力は世界でも評価されていて、毎年優秀な花が選ばれる「ジャパンフラワーセレクション2017」では、全花色がベストフラワー賞に、さらに一番人気のディープブルーは、最優秀品種だけに贈られる「フラワー・オブ・ザ・イヤー」も獲得。ブルー系の他、美しい発色のホワイト、ピンクもあり、混色にして寄せ植えした鉢もブーケのようで素敵です。
ユーフォルビア・ウルフェニーは、青みがかった美しいシルバーリーフ(灰緑色の葉)と、春に咲くライムイエローの大きな苞(ほう)が魅力的な常緑の多年草です。常緑〜常緑の宿根草で、年数が経つと1.3mほどまで大きくなります。乾燥には強いですが、湿気を嫌うため水の上げ過ぎには気を付けましょう。花後に根元から出た芽を残して太い枝を切り戻しておくと枝がたくさん出て姿が整います。南ヨーロッパ〜トルコ、地中海沿岸に自生する宿根草です。日本では半常緑〜常緑となります。ユーフォルビアのなかでも、銀色がかった葉が魅力的で、欧米で広く普及している種類です。春には独特の形の花を楽しめます。マイナス10度まで耐えられるため、年間通して楽しめます。欧米でも人気が高く、多くの有名なガーデンに使用されています。春には色鮮やかな黄色の花を咲かせませすので、お庭のアイポイント・オーナメントプランツとして活躍します。原産地が乾燥した地域なので、過湿に注意し、水はけのよい場所に植えるようにします。花つきをよくするためには、日当たりの良い場所を選ぶとよいでしょう。
アシズリノジギク(足摺野路菊)とは、四国の太平洋岸に自生するキク科キク属の多年草で、ノジギクの変種です。母種のノジギクより小さく厚みがあり、葉の縁が反ることで裏面の白い毛が表面の縁取りのように見えるのが大きな特徴です。高知県足摺岬から愛媛県佐田岬にかけて分布するとされ、海岸沿いの傾斜地に生えるノジギクの変種で、葉の裏に白い短毛が密生し、葉の周りが白く縁取られているのが特徴です。冬の荒海をバックに花びらをはためかせる姿は、野の花でありながら力強さを感じさせます。ノジギクは普通に栽培されるイエギクの母種に当たります。ノジギクは地域によっての変異が多くあり、根茎が匍匐して広がり、茎は斜上し、上部ではよく分枝します。草丈は60~80cm、灰白色の毛が密生しています。葉は羽状に3~5中裂し、裂片には鋸歯があり、葉の縁は白く縁取られており、裏面には灰白色の毛が密生してるのが特徴です。花は茎の先に3cmほどの頭花を散房状に多数つけます。中央には黄色の筒状花が集まり、その周りには白色、稀に淡い紅色や淡い黄色の舌状花が一列に並んでいます。
ケイトウ「スマートルック レッド」は、シックな銅葉と鮮やかな赤い花のコントラストが美しい、暑さに強い園芸ネットなどで約440〜458円で購入できる人気の一年草です。ケイトウスマートルック
レッドは、燃えるような鮮やかな赤い花とシックな銅葉が特徴の非耐寒性一年草です。花穂はもこもこと尖り、ろうそくや炎を思わせる形状で、葉は紫がかった色味を持ち、花色とのコントラストが大人っぽくシックな印象です。草丈は20~30cmほどで、低めながらよく枝分かれし、株全体がボリュームよくまとまります。暑さに非常に強く、初夏から晩秋まで次々と花を咲かせ続けるため、長期間にわたり美しい花姿を楽しめます。鉢植えや花壇、寄せ植えなど幅広い用途に適しており、特に夏から秋のガーデニング素材として人気です。花色が高温期にはやや薄くなりますが、気温が下がるとより鮮やかに発色します。ドライフラワーにも向いており、花もちが良いのも魅力です。全体的に管理が容易で、初心者にも育てやすい品種です。
ペンタスラッキースターホワイトは、星型の純白の花を初夏から晩秋まで長く咲かせる、コンパクトで育てやすいペンタスの品種(園芸品種)です。美しい純白の花:は夜空の星のように見える可愛らしい星型の花が、葉の上に隠れずによく見えて咲き上がります。絶え間なく次々と花を咲かせるため、長い期間楽しむことができます。分枝(枝分かれ)がよく、草丈が30〜40cmほどにまとまりやすい性質を持ちます。栽培に手間がかからないため、夏から秋の花壇や、プランター、鉢植えの定番として人気があります。真っ白な花色はどんな植物とも合わせやすく、カラーリーフや鮮やかな花色との組み合わせも映えます。蝶が好んで集まる花としても知られ、花が咲くたびにお庭がより賑やかな空間になります。ラッキースターシリーズは、花が葉で隠れずに咲き上がる性質です。また、連続開花性にもに優れています。コンパクトな草姿で絶え間なく開花します。秋まで次々に咲き、大きく育ちたくさんのお花を楽しませてくれます。育てるのも簡単で初心者さんにもおすすめです。
ペトコアは、ペチュニアとカリブラコアを交配させて作られた新しいハイブリッド(属間交雑)の草花です。種苗メーカーのエム・アンド・ビー・フローラなどが取り扱っています。ペチュニアの華やかな大きめのお花と、カリブラコアの鮮やかな発色や雨・暑さに対する強さを併せ持っています。ペトコアは、ペチュニアとカリブラコアの属間交雑から生まれた新しい草花で、カリバーストネクタリンはペチュニアの輪の美しさに、カリブラコアならではの鮮やかな色が加わり、華やかさ抜群の品種です。茎葉はペチュニア特有のべ夕つきが少なく、スッキリしており、カリブラコアの良さそのままに扱いやすいです。一般的なペチュニアやカリブラコアより耐寒性が強<、寒い季節にもしっかりと美しさを保ちます。また、ウェーブペチュニアと同じ耐雨性を持ち、雨の中でも美しさをキープします。カリブラコアとおなじ耐暑性で、暑い夏も元気に咲き続けます。
オオベンケイソウ(大弁慶草)とは、中国北部や朝鮮半島を原産地とするベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草です。多肉植物のベンケイソウはじつは庭の主役になる宿根草でもあります。一般には日本原産種のベンケイソウで呼び慣れていますが、主に出回っているのは、明治時代中期に中国から渡来したオオベンケイソウです。豪傑(ごうけつ)として知られる「弁慶(べんけい)」の名前のとおり、どちらも乾燥に強くて耐寒性と耐暑性に優れた丈夫な宿根草。乾燥に強いわけは、厚みのある茎葉に水分を蓄える多肉植物だからです。小さな花を集めた花序や草姿が見事で、鮮やかな花色の園芸品種が誕生するなどして、オオベンケイソウは庭植えや寄せ植えで主役級の存在になっています。蕾の状態の切り花も出回り、フラワーアレンジメントに利用されることもふえました。小さな赤紫~ピンクの花をたくさんつけた花序を秋に咲かせる多肉植物の花は茎の頂点に咲かせるのでよく目立ち、花つきも良好です。葉は多肉質で葉縁のギザギザが特徴です、全体が粉が吹いたように薄っすら白くみえます。毎年地下茎で増え横に広がります。冬の間は地上部は枯れる宿根草です。
アメリカン・エスキモー・マリーゴールドは、マリーゴールドとしては非常に珍しいクリーミーホワイト(乳白色)の大輪の花を咲かせるアフリカン系マリーゴールドの品種です。一般的なマリーゴールドの鮮やかな黄色やオレンジ色とは異なり、上品で優しいアイボリーホワイトの花びらと、中心部がやや黄緑色がかる美しいコントラストが特徴です。まるで雪玉(スノーボール)のような、ボリュームのある完全八重咲き(ポンポン咲き)の白い花を咲かせます。夕暮れ時に白く浮かび上がるように輝くのも魅力です。約30〜45cm(12〜18インチ)程度に成長し、鉢植えやプランター、花壇の前方に適した扱いやすいコンパクトなサイズ感です。他のマリーゴールド同様、独特の香りで害虫や有害な線虫(センチュウ)を遠ざける効果があり、野菜などのコンパニオンプランツとしても優秀です。日本では「エスキモー」や「エスキモーホワイト」などの名称で種子が流通することがあります。これらのマリーゴールドは日当たりの良い場所でよく育ち、種から簡単に育てられます。豊かでふさふさとした花を咲かせ、受粉者を引き寄せ、一季を通じて喜びをもたらします。
バーベナ・リギダは、別名「シュッコンバーベナ」とも呼ばれます。南アメリカ(ブラジル南部・アルゼンチン)原産の、毎年花を咲かせる多年草です。野草のような素朴な雰囲気があります。バーベナの仲間で、茎がほふくするように広がるものが多いですが、本種は茎が立ち上がるタイプです。丈夫で育てやすいので、同じタイプのバーベナ・ボナリエンシスとともに、自然風の庭園などによく利用されます。よく見るのは園芸品種の‘ベノサ’(紫花)や‘ポラリス’(淡ピンク花)などです。
草丈は30cm~40cm、たくさんの茎を出してわさわさこんもりと茂ります。茎は四角で、葉は細長く、縁に粗いギザギザが入ります。主な開花期は初夏~秋です。茎の先端が数本に枝分かれしてその頂点に小さな花がまとまって咲きます。咲きはじめは半球状ですが、上に上にと咲き続けるので、最終的に長く伸びた穂の先端に花が付いた姿になります。咲きはじめとの印象がずいぶん変わります。花色は紫や淡いピンクです。
アネモネ・オノリーヌジョベールは、白く上品な一重咲きの花を咲かせるシュウメイギク(秋明菊)の代表的な古典品種です。キンポウゲ科 イチリンソウ属(アネモネ属)の耐寒性多年草・ハイブリッド種で、1858年にフランスのヴェルダンで作出された、歴史ある古い品種です。直径約9cmほどの純白で清楚な一重咲きの花を晩夏から秋(おもに9月〜10月頃)に咲かせます。草丈は1mを超えるもの多く、風に揺らぐ姿が秋の情緒を感じさせます。白色一重の花です。葉はダークグリーン。肥沃で湿り気があり水はけもよい所を好みます。半日陰又は夏の強い西日が避けられる所で風の当たりがマイルドな所がベストです。乾きやすい所なら腐葉土や完熟たい肥を入れるとよいでしょう。丈夫ですが、厳寒地では株元にマルチングするとよいかもしれません。和風洋風どちらの庭にも合います。ボーダーガーデン、田舎家風の庭、ナチュラリスティックガーデン、樹下にも。切り花にも適しています。
ユウギリソウ(夕霧草は、キキョウ科ユウギリソウ属(トラケリウム属)に分類される、南ヨーロッパや北アフリカの地中海沿岸を原産とする多年草です。日本では暑さや寒さに弱いため、一般的に一年草または寿命の短い多年草として扱われます。名前の「夕霧」のとおり、深い黄昏を思わせる花です。径2mmくらいの細かい花が無数といえるほど密に集まって、傘状の大きな花房になり、ソフトな雰囲気とどっしりとした厚みを感じさせます。蕾は、夏空にわき出る積乱雲のようにもこもこと成長し、開くと雄しべが長く突き出て、花房に霞がかかったように見え、まとまって咲くと雲海のようです。よく枝分かれし、花房の大きさは茎の太さや栄養状態によって直径5~20cmと幅があります。紫花では茎や葉柄も紫色を帯び、白花では淡緑色です。切り花としての利用がほとんどですが、小鉢で小さく仕立てたものはコンテナの寄せ植えに使いやすいものです。フラワーアレンジでは主役にもなるし、ほかの花を引き立てる添え花としてボリューム感を演出できます。
ビデンス・ジュジュイエローレッドスターは、キク科ビデンス属の多年草(宿根草)で、レッドとイエローのユニークなハイカラーの星形の花がインパクトのある品種です。(ジュジュ)は従来のビデンスより花が大きい品種と云う忌で、株いっぱいに花を咲かせる姿はとても華やかで、寄せ植えに最適です。春と秋に長期間花を咲かせます。比較的暑さや寒さにも強いので、管理はとても楽です。鉢植え、寄せ植え、ハンギングバスケットにおすすめです。ビデンスは、世界中に分布するキク科植物です。日本に自生する一年草のセンダングサもビデンスの仲間になります。日本国内に流通するビデンスは、フェルリフォリア種とラヴェリス種があり、ウインターコスモスと呼ばれている種類は、後者のラヴィリス種になります。ラヴィリス種は、北アメリカのフロリダやテキサスなどに自生し、秋から冬に黄色や白色の可愛らしい花を咲かせます。花の形状がコスモスに似ていたことから、秋冬咲きのこの花を、ウインターコスモスと呼ぶようになりました。
ビデンスはラテン語で「2つの歯」の意味があり、タネについている2つのトゲを意味しているようです。
アロエベラは、キジカクシ科(旧ユリ科)アロエ属に属する大型の多肉植物です。アロエベラはアフリカ、アラビア、地中海地方が原産地だと言われており、500種類にのぼるアロエの品種の中でも比較的大きなアロエです。アロエベラの
“ベラ” はラテン語で「真実の」「本当の」と訳され、アロエベラは「真実のアロエ」という意味になります。アロエベラは日差しが強く、乾燥した厳しい環境をも生き抜く、大変強い生命力を備えており、その源が、アロエベラに含まれる多種多様な成分とその働きです。アロエベラが生み出すチカラは私たちの健康にも有用であると考えられているのです。紀元前1550年頃のエジプトのミイラの棺から「数百年前からアロエベラが使われている」と書かれたパピルスが見つかっています。マケドニアの王・アレキサンダー大王はギリシャの哲学者・アリストテレスの助言により兵士の傷の治療や健康維持のために、アロエベラを栽培させていたとか。エジプトのプトレマイオス朝最後の女王、絶世の美女ともうたわれるクレオパトラの美しさの秘密は、アロエベラを使っていたからだと言われています。その他、中国、アラビア、ギリシャ、ローマなど、世界各地でアロエベラが使われていたエピソードが残されています。また、現代では医薬品や化粧品、食品と幅広い分野でアロエベラが使われています。
シラタマコシキブ(白玉小式部)は、紫色の実をつけるコムラサキの白い実がなる変種(シロミノコムラサキ)の園芸名・流通名です。夏に白い小さな花を咲かせ、秋(8〜11月頃)に光沢のある純白の丸い実をたくさんつけます。北海道及び青森を除く日本各地の山野に分布するシソ科の落葉低木で、自生はやや湿気の多い場所ですが、庭木として幅広く植栽されています。日本以外では中国や朝鮮半島に分布しています。果実が紫に熟すのは9~11月で、メジロ、ヒヨドリ、キビタキなどの野鳥が集まります。果実は直径は3ミリほどですが多数が密集し、ムラサキシキブよりも華やかになります。より正確に見分けるためのポイントは果軸の出方で、ムラサキシキブの果軸は葉柄と同じ場所から生じますが、コムラサキは少しずれた位置から生じます。葉は長さ2~8センチの長楕円形で両端が尖り、枝から対になって生じます。表面は濃緑色で裏面は白みを帯びています。葉はムラサキシキブに比べると明らかに小さく、若い枝は赤みを帯びますが古くなると灰褐色、さらには樹齢を重ねると画像のような樹皮になります。